
歯のない場所に、人工の歯を植えることによって、見た目やかみ合わせを回復する治療法です。歯のない部分のあごの骨にチタン製のインプラント体(フィクスチャー)を埋め込み、これを土台に上部構造物を装着するため、残存している健康な歯を削ったりする必要なしに機能面、審美面を回復することができます。現在では安全かつ効果的な治療法として確立されており、乳歯、永久歯に続く第3の歯と呼ばれています。
インプラントの特徴は、装着後の使い心地のよさと周りの歯の保護を両立した点にあります。使い心地もよく、残りの自分の歯も大切にしたい方、自分の歯と同じ感覚で食べたい方には、ぜひ一度考慮する価値のある治療法と呼べるでしょう。
欠点についてですが、まず治療費の問題は、インプラントが保険では認められていない日本では、無視できない問題です。さらに国民医療費は削減の方向にあり、今後も保険は認められそうにありません。また、治療期間の長さについては、インプラントシステムの発展により、改善されてきております。たとえば、残すことが困難であると診断された歯について、あらかじめ抜歯後の処置として患者様がインプラントをご希望されていらっしゃる場合、抜歯後すぐにフィクスチャーを埋入することも可能です。これにより治療期間は大幅に短縮することが可能です(ただし、個人差があります)。
当院では、相談される方の状況に応じて、治療法を選択いただいております。また、お見積もりは無料で用意させていただきますので、ご来院の際には、お気軽にお尋ねください。
1・歯を1本だけ失った場合 |
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2・数本の歯を失った場合 |
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3・歯のない部分が広い場合 |
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4・全ての歯を失った場合 |
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ブリッジ治療は、歯を失った箇所が比較的少ない場合に適応となります。
失った部分にある左右の歯を削り(橋げたになる)、そこに橋をかけるように義歯を作りますので、基本的には最低、義歯3本が1セットとなります。
ブリッジ治療は違和感が少なく、咬む能力も入れ歯と比べると自分の歯とほとんど変わらないのですが、「橋」の部分の義歯は、左右から支えられ、乗っているだけの状態なので、食後、物が溜まりやすくなります。
また、ブリッジ治療には以下の様な欠点もあります。
比較的歯を多く失ってしまった場合に入れ歯を作ることが多かったと言えます。
治療範囲によって、部分入れ歯や総入れ歯など方法が異なってきます。
入れ歯は、歯を失った部分の型を取り、そこに人工の歯をピンクの床の上にくっ付け、それ自体をバネで自分の歯に引っ掛ける簡単なものです。
歯をほとんど削る必要がなく、治療回数も少なくて済みますが、入れ歯には以下の様な欠点があります。
入れ歯やブリッジに抵抗がある方のために、インプラントセンター大阪デンタルクリニックでは、長年の研究と高度な技術のもとに開発された人工の歯根(インプラント)を植える歯科インプラント治療をご提案しています。
< 入れ歯・ブリッジ治療と比較した場合のインプラント治療の長所 >
如何なるものに寿命があると同様に、インプラントにも寿命があります。何年もつかと正確には言えませんが、手入れの具合によりその寿命は決定されます。
自分自身のメンテナンスは、もちろんのこと定期的に検診を受けることをお勧めします。
尚、オッセオインテグレーテッド・インプラントの場合、約30年前からの始まった治療ですので、30年の間、問題なく使用できていると言われております。
この種のインプラントの人工歯は取り外し可能なので、補修する際に取り外し、メンテナンスを行うことができます。
インプラントの噛み心地は、どうなのでしょうか?
虫歯の治療を行い、かぶせ物をしたとします。始めは、すこし違和感がありますが、徐々にうすれ、そのうち、かぶせ物をしたことを、忘れてしまいます。インプラントも、この感覚と同じと言えます。
もちろん、ブラッシングという歯磨きによる手入れは必要ですが、それ以外のわずらわしいことは、一切無縁です。フィクスチャーは、人工歯根です。
しかし、人工といえど、手間も違和感もかからないので、まるで自分の歯そのもののように感じることができるようになります。インプラント治療後、どこにフィクスチャーを植立する治療を行ったのか、忘れてしまう人がいらっしゃるくらいです。
フィクスチャーとは、インプラントを植立するために歯が抜けてしまったところに打ち込む、金属のネジのようなものです。
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インプラントシステムにより多少違いはありますが、直径約3〜6.5mm、長さ約6〜18mmのフィクスチャーが一般的には使用されています。
また、フィクスチャーにはチタンが使用されていますが、これは1952年、スウェーデンの科学者ペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が、純チタンが骨の組織と結合するオッセオインテグレーションを偶然発見したことに由来しています。
アバットメントとは、インプラントを植立するために歯槽骨に打ち込んだフィクスチャー(ネジ)と、上部構造(人工の歯)を繋ぐ連結部分です。
2回法でインプラント治療を行う場合には、フィクスチャーを埋入して数ヶ月待った後、2回目の手術を行う際にアバットメントと上部構造を一緒に装着します。1回法でインプラント手術を行なう場合には、1回目の手術の時に「ヒーリングアバットメント」というものをフィクスチャーに装着しておきます。
カスタムメイドアバットメントはフィクスチャーからの立ち上がりの形態(エマージェンスプロファイル)を自由に設定できるため、インプラント周囲軟組織に調和した形態に製作することが可能です。
通常の既製のアバットメントでは歯根の断面が円形になりますが、カスタムアバットメントでは下図のように歯根の断面を天然の歯に似せて作成することが可能です。インプラントの上部構造をより審美的な歯にするためには、このように天然歯に似た歯根よりの立ち上がりが必要となります。
それゆえ、前歯など見た目が重要な部位においては、患者様の歯に合わせた手作りのアバットメントを使用いたします。

| 1.中切歯 2.側切歯 3.犬歯 |
4.第一小臼歯 5.第二小臼歯 6.第一大臼歯 |
7.第二大臼歯 |
インプラント上部構造は、その維持・固定方法により、スクリュー固定式、セメント固定式、その他(オーバーデンチャーなど)に分類されます。
スクリュー固定式では、上部構造となるクラウンやブリッジをスクリュー(ねじ)でインプラント(アバットメント)に固定します。
一方、セメント固定式は上部構造をセメントで固定します。スクリュー固定式はセメント固定式に比べて術者による脱着が容易であることなどの利点があるものの、構造が複雑化することやスクリューを締めるドライバーを使用するための穴(アクセスホール)が審美的に問題となるなどの欠点があります。ただし、スクリューの位置により審美面が損なわれない場合もあります。
オッセオインテグレーションとは、結合組織を介在することなくチタンと骨が直接結合する方式のこと。骨を表すラテン語のオス(os)と結合を表す英語のインテグレーション(integration)が組み合わされ、オッセオインテグレーション(osseointegration)と呼ばれています。
1回法はインプラントを骨に挿入した後、口内に露出させます。その後、人工歯を装着するので、1回の切開で全てを終らせることができます。ですが、骨の厚さや高さが不足している場合には感染のリスクが高くなってしまいます。骨が十分ある人向けの治療法です。
これに対し2回法は、インプラントを埋め込み後、一度はぐきを閉じてフィクスチャーと骨がくっつくのを待ってから(通常、下顎で3〜4ヶ月、上顎で6ヶ月程度、骨内での治癒期間が必要です。ただし、メーカーにより治癒期間の早さに差異がございます。)
再度はぐきを切開して、ネジ止めにて、人工の歯を装着します。こちらは手間がかかり、手術期間も長くなってしまいますが数ヶ月間粘膜下にフィクスチャーをおいて置く事により、インプラントと骨がより強固に結合し、感染するリスクも少なくなるのです。
抜歯と同時にフィクスチャーを埋入することを抜歯後即時埋入といいます。
抜歯即時埋入とは、抜歯した穴に同日にインプラントを埋入する方法です。以前は抜歯をして2〜3ヶ月待って歯ぐきが落ち着いたのを待って、インプラントを埋入していました。そうすると埋入のときに歯ぐきを切開しなくてはなりません。また切開するために術後、腫れたり、痛みがでたりします。また治療期間が長く、抜歯即時の2倍もかかります。